🧠 3つの思考モード(Research, Plan, Agent)
数値の誤認、承認前のファイル変更、存在しない成果物の申告を防ぐため、AMBAはLean Triad(3つの思考モード:Research, Plan, Agent)を採用しています。チャット入力欄のセグメントコントロールで即座に切り替えられるほか、Agentに任せて自律的に完結させることも可能です。
Lean Triad 認知的思考モデル /
├── 💬 1. Research (対話・照会・調査) ➔ 完全読み取り専用での文書精査・質疑応答・計算支援(ディスク書き込みなし)
├── 📋 2. Plan (ハードロック計画策定) ➔ 厳格な戦略的実行計画。workings/plans/YYYYMMDD_<slug>.md に保存
└── ⚡ 3. Agent (自律実行・納品) ➔ ネイティブOffice(Excel, Word, PowerPoint)およびベクターPDFを直接出力READ-ONLY
💬 Research モード
完全読み取り専用での文書精査ドキュメント精読、業務質疑応答、計算式の検証。ディスクへの書き込みゼロ。
1クリックでナレッジ蓄積
HARD-LOCKED
📋 Plan モード
ハードロック実行計画策定厳格な戦略的実行計画。workings/plans/YYYYMMDD_<slug>.md へ安全に保存。
内容確認・承認
🚀 承認して実行トリガー
AUTONOMOUS
⚡ Agent モード
reports/ への自律成果物出力検証済みの役員向け完成成果物を自律生成・直接納品。
ネイティブExcel (.xlsx)
Word報告書 (.docx)
16:9スライド (.pptx)
ベクターPDF
⚡ TypeSafe AI(Jev — System 1 Decision Engine)自動ルーティング
各プロンプトごとに手動でモードを切り替える代わりに、AMBAは実験的インテリジェントルーティングエンジンとして TypeSafe AI (Jev — System 1 Decision Engine) をサポートしています:
- ミリ秒単位の意図分類: 入力されたプロンプトを瞬時に分析し、最適な実行モード(
Research,Plan,Agent)をサブセカンドで自動選択します。 - リアルタイムレイテンシバッジ: 有効時、チャット入力欄に判定速度を示すバッジ(例:
Jev · 68ms)が表示され、ミリ秒単位の判定プロセスが確認できます。 - モデル設定のステップ3で構成: モデル設定 > ステップ3(高度な実験的ルーティング) でTypeSafe APIキーを入力するだけで簡単に有効化できます。
1. 💬 Researchモード — 対話・照会・安全な調査
利用場面:ファイルを変更することなく、ドキュメントの精読、複雑な業務質問、計算式の検証を行いたいとき。
- 動作: 純粋な対話、ドキュメント精査、決定論的な計算支援。
- 許可される機能: ワークスペース内ファイルの読み取り(
filesystem_read,excel_read,pdf_read)、決定論的分析SQLクエリ(accounting_sql_query,accounting_load_file)、有効時のWeb検索。 - ワンクリック・ナレッジ取り込み: ドメイン規則や税制、定義を発見した場合、メッセージ下のアクションボタンから1クリックでローカルSQLiteメモリへ永続保存できます。
- 厳格な制限: 完全読み取り専用(Strictly Read-Only)。Rust Policy Engineにより、プロジェクト内(作業スペースとソース)へのファイル書き込みは物理的に遮断されます。各ツールは書き込むかどうかを宣言しており、ブック・スライド・Word文書の編集、Officeスクリプト、シェルコマンド、接続済みMCPツールも権限確認の前に拒否されます。スライドやWordの編集を保存せずにプレビューすることは可能です。
2. 📋 Planモード — ハードロック実行計画(Hard-Locked Blueprint)
利用場面:成果物ファイルの作成・変更前に、複数ステップの作業工程、計算前提、納品物一覧を合意したいとき。
- 厳格な実行契約モデル(Sovereign Executive Contract): トップクラスのエージェント設計と同様に、Planモードは妥協のない規律を提供します:ハードロックされた読み取り専用精査。ソース内の生資料を分析し、計算式やファイル構成を策定し、実行工程を設計したら—実ファイルを一切変更せずに完全に停止します。
- 日付付き計画ファイルプロトコル(
workings/plans/YYYYMMDD_<slug>.md):- すべての計画書は日付付きMarkdownとしてディスクに直接保存されます:
workings/plans/YYYYMMDD_<識別名>.md(例:workings/plans/20260917_q3_financial_reconciliation.md)。 - 監査・追跡可能な業務履歴: 経営陣や財務責任者は時系列に沿った戦略計画のアーカイブを保持できます。過去の計画を勝手に上書きすることはなく、同日の新規計画は自動で枝番(
_v2.md)が付与されます。 - インタラクティブな計画インスペクターカード: チャット上に計画タイトル、作成日時、予定成果物チップと 2 つのボタンが表示されます:
[ 計画を確認 ]は計画ファイルを開き、[ 下書きを生成 ]は確認用に成果物をworkings/drafts/に作成します。下書きに問題がなければ、チャットでエージェントに確定版を依頼してください(例:「レポートを確定して」)。確定版の成果物はreports/に書き出されます。
- すべての計画書は日付付きMarkdownとしてディスクに直接保存されます:
- 厳格な制限: 直接の成果物作成を完全ロック。エージェントは
workings/plans/配下にのみ計画を記録できます。承認されるまで作業スペースへの成果物の書き込みはランタイムによりブロックされます。
3. ⚡ Agentモード — 自律実行と成果物の完成・納品
利用場面:承認済み計画、または直接のエグゼクティブ指示に基づいて、検証済みの役員会向け完成ファイルを出力するとき。
- 動作: 多段階のワークフローを自律実行し、組み込みSQLiteにデータを読み込み、数式を正確に評価し、検証済みファイルを作業スペース(既定はレポートフォルダ
reports/)に出力します。 - 承認済み計画の実行: 下書きを生成 を押すと、Agentモードは指定計画(
[EXECUTE PLAN DRAFT: workings/plans/YYYYMMDD_<slug>.md])を読み込み、前提条件を検証し、各工程を実行して下書きをworkings/drafts/に書き出し、計画状態をExecutedに更新します。下書きを確認したら、チャットで確定版を依頼すると、エージェントがreports/に書き出します。 - インツリー成果物ファクトリ(Python / LibreOffice / Node / クラウド不要):
- ネイティブExcel(
.xlsx):動的XML数式付きexcel_write/accounting_export_table_to_xlsx - ネイティブWord(
.docx):docx_write - ネイティブ16:9 PowerPoint(
.pptx):pptx_write - ベクターPDF(
.pdf):pdf_generate - Markdownブリーフィング(
.md):filesystem_write(ベクターPDFも自動同時コンパイル)
- ネイティブExcel(
- 1+1成果物標準: 構造化データモデル(
.xlsx)1点と戦略文書(.docx,.pptx,.md,.pdf)1点のペア納品を標準とします。
🌐 多言語推論境界規範(ADR-020)
3つの思考モードすべてにおいて、AMBAは多言語推論境界規範を厳格に適用します:
- 推論は回答に含めない(ADR-074): モデルの推論はプロバイダー固有の推論チャネル内で行われ、AMBAが推論や計画を回答に書くよう指示することはありません。複数ステップの作業では、計画ツールで記録された計画が回答の横にチェックリストとして表示され、ツールのパラメータ(パス、シート名、数式)はファイルの定義どおりに保たれます。
- プロジェクト言語による成果物出力: チャット回答、UIカード、および完成したOffice・PDF成果物は、すべて選択されたプロジェクト言語(
ja,en,vi,ko)で自然に生成されます。
👁️ エージェントの回答に表示されるもの (ADR-074)
すべての回答には、本文とは分けて開ける 3 つの要素があります。
- 思考: モデル提供元が作成した、推論の短い要約です。既定では折りたたまれており、開くと所要時間とともに読めます。作業中はリアルタイムに表示され、実行中のステップの下に短い進捗メモが出ます。AMBA が生の推論を表示することはなく、要約のない過去の回答には表示されません。
- 計画: 複数ステップの作業では、エージェントが手順のチェックリストを保ち、完了ごとにチェックします。計画がない場合は、実際に実行した操作から作った 実行した手順 が淡い表示で出ます。
- 結果: 自動で動く作業(プロセス)は、作成したファイルとともに結果を提出します。ファイルは回答の下にチップとして表示され、クリックで開けます。回答に本文がまったくない場合は、タスクが完了したことだけをあなたの言語で表示します。
3つの思考モード比較
| モード | 主な目的 | サンドボックス・ディスク権限 | 出力成果物 |
|---|---|---|---|
| 💬 Research | 読み取り専用照会、原本精査、計算支援 | 読み取り専用(filesystem_read, excel_read, pdf_read, sql) | なし(チャット回答 + 1クリック知識保存) |
| 📋 Plan | 実行計画策定、要件分解、数式設計 | 読み取り専用 + workings/plans/ への計画書記録 | workings/plans/YYYYMMDD_<slug>.md |
| ⚡ Agent | エンドツーエンドの自律実行、成果物作成 | 全ツール権限(excel_write, docx_write, pptx_write, pdf_generate) | reports/(または指定した場所)の完成ファイル群 & 作業記録 |
モードの選び方
| 業務目標 | 推奨モード |
|---|---|
| 「この2つのCSVファイル間の売上差異を説明して」 | Research |
| 「このレート表を読み込んで料金体系を把握して」 | Research (+ ナレッジに保存) |
| 「3カ年財務モデルを作成する前に手順と前提条件を示して」 | Plan |
| 「計画を確認したので、実際に財務モデルを作成して」 | Agent (via [ 下書きを生成 ] → チャットで確定版を依頼) |
| 「第3四半期の役員向け報告書とExcelモデルを一括作成して」 | Agent |
